2025.04.04
イベント
3月27日開催プレミア舞台挨拶・オフィシャルレポート📰

3月27日にテアトル新宿で開催されたプレミア舞台挨拶に、

萩原利久、河合優実、伊東蒼、黒崎煌代、大九明子監督が登壇🌤

タイトルにも入り、キーワードとなる“空”をイメージした風船🎈がステージに登場し、普通の恋愛映画とは一味異なる本作の魅力を語り尽くし、撮影中の裏話も明らかに!

満員御礼で迎えたこの日、待ちに待ったお披露目に喜色満面✨

冴えない大学生活を送っていた主人公・⼩⻄徹を演じる上では「共演の皆さんからもらうものが大事だと思ったので、とにかくこぼさないようにすることを意識しました。関西大学全体をお借りして、至る所に本物の学生さんたちがいる中で撮影が出来たので、見える景色、色、匂い、それらすべての情報を取りこぼさないよう、いつもより受け皿を大きくしていた印象があります」と述べた。

お団⼦頭の孤高な女子・桜⽥花役の河合は「物語が進む中で孤独や父の不在など抱えているものがあるけれど、最初は小西から見たヒロインでいいと思ったので、形から入りました。お団子頭とか背筋をまっすぐに伸ばしたりだとか、小西から見た印象を入り口として大切にしていきました」と紹介。

さっちゃん役の伊東は「周りを巻き込むような明るい人だと思ったので、常に現場では笑顔でいようといつも以上に笑顔でオープンでいました」と撮影を回想した。

山根役の黒崎は「非常に個性的なキャラクターなので、一歩間違えると見るに堪えない役になる役…(笑)皆さん、いかがでしたか?」と客席に問い掛けると、拍手喝采で「初号試写の会場に原作者の福徳さんがいらして。原作者に観られる恐怖がありましたが、優しく『良かったよ』と言っていただきました!」と嬉しそうに報告した。

偶然が重なり惹かれ合っていく男女の恋物語として展開する一方で、ある出来事をきっかけに物語が一変する。大九監督は「どうしても命に向き合わざるを得ないストーリーなので、自分の若い頃の痛みや大事な人を失う痛み、成長する痛みを自分の引き出しから引っ張り出しながら、自分も傷つきながら作りました。ヘタクソでもいいから“痛み”をきちんと届けたい。過去にないくらい、登場する彼らの存在を凄く大事に届けたいと思っています」と本作に込めた想いを語った。