2025.04.28
イベント
4月26日開催公開記念舞台挨拶・オフィシャルレポート📰

4月26日にTOHOシネマズ日本橋で開催された公開記念舞台挨拶に萩原利久、河合優実、伊東蒼、黒崎煌代と大九明子監督が登壇🌤

ついに公開をむかえた今の気持ちを明かしました!さらに主人公・小西が「傘」、ヒロインの桜田が「お団子」で自分を武装していることにかけて、登壇者たちの自分を守ってくれるもの・チャームポイントを発表!

満員御礼で迎えたこの日、小西役の萩原は「約半年間宣伝取材を通して、この映画と常に一緒にいたような感じがしていたので、僕の中ではあまり感じたことのない、やっとこの日を迎えたという感覚がとても強いです。宣伝稼働を通して、どんどん本作を観ていただきたい欲がふつふつと強くなっていく感覚があって、こうして沢山の方々に観ていただけるのもそうだし、一人でも多くの方に届いてくれたらというのが今の気持ちです」と念願の封切りに感慨無量だった。

自分の身を守るために小西は傘、桜田(河合)はお団子頭を身に着け武装しており、それがチャームポイントにもなっている。それにちなんで自身のチャームポイントを発表。「僕は手かな?」と大きな左手をかざす萩原は「この手は人に褒めていただく機会が多いです。指が長くて手が大きい。それが良いらしいです。バスケットボールが掴める手です」と自らの顔を左手ですっぽりと覆っていた。

桜田役の河合は「内面でも良いですか?」と照れつつ「しっかりしていそうと凄く言われるけれど、色々な事を忘れちゃいます。物も忘れるし、自分が何を喋ったのかも忘れちゃう。小さい頃から治らないので、それを自分のチャームポイントだと思って生きています」と開き直っていた。

さっちゃん役の伊東は「私はえくぼのようなものが口の両側にあって、その理由がわからない。どうして出るのかと思って皮膚科に行ったら『蕁麻疹だ』と言われました。違うとは思うけれど、消えたことがなくて…。知っている人がいたら教えて欲しいです」と謎のえくぼに困っていた。

山根役の黒崎は「私は眉毛!濃いとずっと言われます。それに声。小学生の頃から低いままで、下がっていきました」と低音イケボで明かしていた。

香港国際映画祭、ウディネ・ファーイースト映画祭など海外映画祭での出品も決定。本作が海外に羽ばたいて行くことに大九監督は「とても光栄です。私は映画を作るときに年齢、性別、ボーダラインを考えずに自分が面白いと思うものをシンプルに紡ぐようにしています。国境を超えて色々なところで観ていただけるのは監督冥利に尽きること。作品が海を越えるのは、この仕事をしていて良かったなと思わせてくれます」とグローバルな広がりに期待を込めていた。

最後に主演の萩原は「観ていただいた方々それぞれに色々な感想があると思います。見え方感じ方は人それぞれ人の数だけあるのではないかと思います。自分の状況によっても感想が変わる映画だと思うので、そのような感想の変化までも楽しんでいただきたいです。今日観た感想を大事に取っておいて、また映画を観た時に違った楽しみ方が出来るのではないかと思います」とアピール。そして司会から「今日の空はいかがですか?」と尋ねられると、萩原はニコニコと天井を見上げて「一番好きです!凄く良い天気!」と満面の笑みで宣言していた。